韓国ドラマ『かかし』概要!

@Channel_ENA
| 韓国原題 | 허수아비 |
| 英題 | The Scarecrow |
| ジャンル | 犯罪/捜査/スリラー/ミステリー/ヒューマン/レトロ |
| 韓国放送 | ENA |
| 放送日 | 2026年4月20日〜2026年5月26日 |
| 話数 | 全12話 |
| 企画 | KT Studio Genie |
| 制作 | Studio ANSEILLEN |
| 演出 | パク・ジュヌ(박준우) ドラマ『ドクター探偵』『復讐代行人〜模範タクシー〜』 など |
| 脚本 | イ・ジヒョン(이지현) ドラマ『復讐代行人〜模範タクシー〜』(11~16話執筆) |
『かかし』あらすじ|過去に因縁を持つ刑事と検事が連続殺人事件を追う!
1988年。ソウルから左遷され、生まれ育った康盛(カンソン)に戻ってきた刑事カン・テジュ。
当時、康盛では女性を狙った殺人事件が発生し、人々は不安と恐怖に震えていた。
手柄を取りたい検事チャ・シヨンは、権力と卑劣な手段を武器に、事件を解決しようとする。
テジュとシヨンには、学生時代からの深い因縁があった。
互いを嫌悪している関係だが、事件解決のために共闘を余儀なくされ……
次々と発生する残忍な殺人事件、見つからない証拠、捕まらない犯人。
康盛の人々は数奇な運命に翻弄され、テジュは30年にわたって真実を追い続けることになる……
『かかし』キャスト紹介|パク・ヘスとイ・ヒジュンがまた共演!
パク・ヘス/カン・テジュ役

@Channel_ENA
康盛連続殺人事件を捜査する刑事。泥臭く執念深い、真面目一徹なタイプ。
真実を追い求めていたが、事件の全貌を解明することはできず、その責任を抱えて生きてきた。
現在は、大学で犯罪学を教える教授であり、プロファイラー。
事件から30年。真犯人が現れ、テジュは再び事件と向き合うことに……
1981年11月21日生まれ。2007年に舞台俳優としてデビュー。2015年ドラマ『六龍が飛ぶ』で認知度を上げる。
代表作は、ドラマ『刑務所のルールブック』『イカゲーム』『キマイラ』『ペーパー・ハウス・コリア』『悪縁』『告白の代価』など。
イ・ヒジュン/チャ・シヨン役

@Channel_ENA
康盛連続殺人事件の担当検事。現在は国会議員。
テジュとは高校時代からの深い因縁があり、「テジュに勝ること」が常にシヨンの目標だった。
検事としての使命感よりも、自身の成功が最優先。権力を振りかざし、手段を選ばない冷酷な人間。
イ・ヒジュン(이희준)
1979年6月29日生まれ。2016年にモデルのイ・へジョンと結婚。
代表作は、ドラマ『青い海の伝説』『マウス~ある殺人者の系譜~』『キマイラ』『殺人者のパラドックス』『悪縁』など。
クァク・ソニョン/ソ・ジウォン役

@Channel_ENA
テジュの親友で、カンソン日報の記者。権力にも屈しない強い女性。
真実を記録し世間に伝えることに使命感を持ち、康盛連続殺人事件を追い続けてきた。
どんな時もテジュの味方。テジュが悩み揺らいでいれば、冷静かつ厳しい一言で喝を入れる。
1983年5月11日生まれ。2006年にミュージカルでデビュー。
日本でもファンが多い『宮』のミュージカル版で主人公のシン・チェギョンを演じ、注目を集める。2018年からドラマ進出。
代表作は、映画『侵蝕』、ドラマ『ボーイフレンド』『VIP』『エージェントなお仕事』『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』など。
チョン・ムンソン/イ・ギファン役

@Channel_ENA
カンソン文庫の店長。テジュやジウォンの友人。
康盛連続殺人事件に家族が巻き込まれ、ムンソンや家族の生活は一変してしまう。
1981年1月13日生まれ。2007年にミュージカルでデビューし、舞台を中心に活躍。
2012年にドラマ出演して以来、多様なキャラクターで存在感を残す。
代表作は、ドラマ『賢い医師生活』『黒い太陽』『離婚弁護士シン・ソンハン』『監査します』など。
ソン・ゴニ/イ・ギボム役

@Channel_ENA
ギファンの弟。ギファンとともにカンソン文庫を運営。「康盛一のイケメン」と、女学生に大人気。
テジュの妹スニョンの恋人で、テジュのことも慕っている。
1997年8月16日生まれ。2017年にwebドラマでデビュー。2018年『私のIDはカンナム美人』でテレビドラマデビュー。
代表作は、ドラマ『ミッシング〜彼らがいた〜』『最終兵器アリス』『ソンジェ背負って走れ』など。
ソ・ジヘ/カン・スニョン役

@Channel_ENA
テジュの妹。小学校の教師。ギボムの恋人。
ギボムとの幸せな未来を夢見て平凡に暮らしていたが、スニョン自身も事件に巻き込まれてしまう。
1996年7月17日生まれ。2017年に恋愛観察番組『ハートシグナル』に出演し、その後、女優業をスタート。
2018年に『私のIDはカンナム美人』でテレビドラマデビュー。
代表作は、ドラマ『時速493キロの恋』『偶然出会った、あなた』『組み立て式家族』など。
『かかし』見どころは?
実際に起きた事件がモチーフ|重厚かつスリリングな展開に息を呑む!

@Channel_ENA
泥臭く、執念深く、自分の足で証拠を探し、事件の真相に迫ろうとするテジュ。
しかしそんなテジュを嘲笑うかのように、事件は次々と発生します。
防犯カメラもなく、DNA鑑定や科学捜査も発展していない。頼れるものが「刑事の勘」や「自白」だった時代。
この時代の「捜査」がいかに難しく、いかに心許ないかを、もがくテジュの姿を通して痛感させられます。
事件を追うだけのストーリーではなく、事件によって変わってしまった町の空気感や、人々の暮らしまで。
その時代をそのまま映し出したような描き方が、とてもリアルで胸が苦しくなるほど。
案内猫ホドゥ見ている側の恐怖心を煽る演出や、
緊迫したストーリー展開に引き込まれる!
全12話があっという間に過ぎていくよ。
【華城連続殺人事件】
本作のモチーフになっているのは、韓国を震撼させた華城(ファソン)連続殺人事件。
1986年〜1991年にかけて、京畿道華城群(現在の華城市)周辺で、10名の女性が犠牲になる。
2006年に最後の事件の公訴時効が成立。
その後、2019年になって、刑務所で服役中だった男が真犯人だったことが判明。
本作では、事件の流れや犯人の手口、冤罪被害者など、実際の事件に関係する内容を詳細に反映させています。
この事件をモチーフにした作品は、2003年の映画『殺人の追憶』、2016年のドラマ『シグナル』などがあります。
パク・ヘス&イ・ヒジュンの火花散る熱演|この2人の共演に間違いなし!


@Channel_ENA
高校時代、シヨンからイジメを受けていたテジュ。テジュに執拗に執着していたシヨン。
修復不可能な因縁を持った2人が、共闘することになります。
しかし、「事件を解決する」という同じ目標を持っているはずが、まったく交わることができない2人。
そんな2人の関係が、事件をより複雑にしていき……



近付いたり、離れたり、ぶつかったり!
火花を散らし合う2人の演技対決から目が離せない!
【パク・ヘス&イ・ヒジュンの共演作品がすごい!】
実はこの2人、共演回数が多い。しかも彼らの共演作品にハズレなし。
・2016年『青い海の伝説』
・2021年『キマイラ』
・2025年『悪縁<アギョン>』
本作で共演ドラマは4作品目。「主役級でこの共演回数は多いよね?」と思いますが。
実はこの2人、同じ事務所BH ENTERTAINMENTに所属なので、そのあたりも関係あるのかもしれませんね。
『かかし』というタイトルに込められた意味は……?


@Channel_ENA
作中では、かかしのフリをして犯行現場に隠れる犯人の姿が描かれています。
しかし、それだけではなりません。
人間のフリをして、非人間的で残忍な罪を重ね続けた犯人。
人間のフリをして、非人間的で不正な行いを躊躇わなかった公権力。
そして事件に振り回せらた社会。それらを『かかし』に例えているのです。
表面上は「捜査劇」ですが、腐敗した公権力の実態を暴露する「告発劇」でもある本作。
タイトルに隠された本当の意味を知ることで、本作はもっと深く重くなります。
『かかし』はどこで見られる?
※本ページの情報は2026年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
『かかし』感想|「犯人がわかっても面白い」逆転構成にあっぱれ!
ここから先は管理者JUMIが正直な感想を綴ります。内容・結末にも触れているので閲覧にはご注意ください。
事件当時の1980年代後半と、2019年の現在を行き来するストーリー。
事件を解決できなかった後悔や責任を抱えたまま生きる現在のテジュから、話は始まります。
真犯人と向き合った時のテジュの動揺や震え、真犯人と言葉を交わす緊張感。
その一つ一つから、長年抱えてきた苦しみが伝わってきて、胸を締め付けられました。
熱血漢だった昔のテジュと、心理戦に挑む現代のテジュ。パク・ヘスの演じ分けも見事でした。
序盤から真犯人がほのめかされ、中盤でその正体が明らかになります。
しかし「犯人がわかったから終わり」という感覚にはならず、
「なぜ事件は起きたのか?」という真相や、事件の根幹をもっともっと知りたくなります。
「犯人がわかってからのほうが、もっと面白い」新鮮な感覚でした。
この事件を通して、いや、この事件を利用して、徳を得た人たち。
この事件を通して、大切なものを失った人たち。
最後の最後に落ち着くべきところに落ち着いた結末で、少しだけ救われました。
事件の真相を追う単純なサスペンスドラマではなく、
刑事、検事、記者、事件の被害者や遺族、それぞれの人生が複雑に絡み合う重厚な人間ドラマ。
引き込まれるように見入ってしまい、最終話を迎えるのが残念なほど面白かったです。










